preztoのプロンプトのテーマを変える part2

今回は、こちらの続きでpreztoのテーマを変えてみます。

preztoのプロンプトのテーマを変える part1 - ressyのナレッジ的なブログ

テーマを変える

今回はparadoxというテーマに変更します。
paradoxがどんなテーマかはこちらを見ると良いでしょう。

Customizing Your Prezto Prompt

ホームディレクトリにある.zpreztorcというファイルを編集します。
95行目あたりのzstyle ':prezto:module:prompt' theme 'sorin'という行が編集する箇所になります。
デフォルトではsorinとうテーマになっているので、paradoxに変更します。

$ vi ~/.zpreztorc
    88 #
    89 # Prompt
    90 #
    91
    92 # Set the prompt theme to load.
    93 # Setting it to 'random' loads a random theme.
    94 # Auto set to 'off' on dumb terminals.
    95 #zstyle ':prezto:module:prompt' theme 'sorin'
    96 zstyle ':prezto:module:prompt' theme 'paradox'
    97

他のテーマを使いたい場合も、同じように編集すればOKです。
あとは、zshを再度開き直すと、テーマが変わることが確認できると思います。

Ricty for Powerlineを入れる

テーマをpowerlineまたはparadoxに変更する場合、iTerm2(自分が使ってるターミナルなのでそれ前提で話します。)にRicty for Powerlineというフォントのパッチを入れる必要があります。
これを入れないと、一部文字化けが発生します。
以下のようにしてインストールします。

$ brew tap sanemat/font
$ brew reinstall --powerline --vim-powerline ricty

上記コマンドは5分〜10分くらい時間がかかります。
続けて以下を実行します。

$ ls -l /usr/local/Cellar/ricty/
  →バージョンを確認する
$ cp -f /usr/local/Cellar/ricty/<バージョン>/share/fonts/Ricty*.ttf ~/Library/Fonts/

ちなみに私の環境はバージョン4.0.1です。

最後に、iTerm2のフォントを変更します。
メニューバーから[iTerm2]->[preferences]を開き、[profiles]->[text]->[Font]にて、Ricty for Powerlineを選択します。
これで、Ricty for Powerlineの追加は完了です。
Ricty for Powerlineはフォントが小さめ?なので、フォントサイズも好みで大きくした方がいいと思います。

テーマparadoxを使う分には、最低限これでOKかと思います。
っが、せっかくなのでもう少しだけ快適にしたいと思います。
例えば、自分はGitなどを使うこともあり、それ向けにpreztoにモジュールを追加しています。
詳しくは次回話したいと思います。

参考

この記事は以下を参考にしています。  

Zsh+Preztoを設定し、powerline対応のthemeを設定する - Tbpgr Blog

Customizing Your Prezto Prompt