Linux環境でServerspecを使ってみる part3
今回はこちらの続きで、Serverspecの初期設定をしていきます。
Linux環境でServerspecを使ってみる part2 - ressyのナレッジ的なブログ
初期設定
以下のコマンドを実行して、初期設定を開始します。
まずは試験対象のサーバをWEB01
としてセットアップを行います。
$ cd <任意のディレクトリ>/Serverspec # 前回記事で作成したディレクトリ $ serverspec-init
OSの種類を質問されます。
今回はLinux環境なので、1
を選択します。
Select OS type: 1) UN*X 2) Windows Select number: 1
次の質問では、リモート接続でテストを行うか、ローカルでテストを行うか選択します。
WEB01
には、リモート接続してテストを行うので、1
を選択します。
Select a backend type: 1) SSH 2) Exec (local) Select number: 1
補足
Serverspecをインストールしているサーバ(今回だとMGS01
)でテストをする場合は、上記で1
と2
のどちらでもOKです。
ただし、1
を選択する場合は、MGS01
自分自身に公開鍵認証でログインできるようにする必要があります。
参考:Linux環境でServerspecを使ってみる part1 - ressyのナレッジ的なブログ
初期設定に戻ります
続いて、Vagrant環境(Vagrantという仮想環境を構築できるソフトウェアで作った環境)かどうかを質問されます。
今回は違うのでn
を選択します。
Vagrant instance y/n: n
最後に試験対象のホスト名を入力します。
今回はWEB01
と入力します。
Input target host name: WEB01
以上でWEB01
用の初期設定はおわりです。
以下のファイル・ディレクトリが出来上がっていればOKです。
+ spec/ + spec/WEB01/ + spec/WEB01/sample_spec.rb + spec/spec_helper.rb + Rakefile + .rspec
作成されたファイル一つ一つの説明は割愛します。
知りたい方は、こちらの記事を参考にすると良いかと思います。
Serverspecでサーバの構成をテストする 導入と個人的知見 - Qiita
ちなみに、他のサーバ(DBS01
とMGS01
)についても試験をする場合は、本記事の内容をもう一度実施すればOKです。
次回の記事で、テストを実施してみたいと思います。
参考
この記事は、以下を参考にしています。
「Serverspec」を使ってサーバー環境を自動テストしよう - さくらのナレッジ
Serverspecでサーバの構成をテストする 導入と個人的知見 - Qiita